2017年8月16日水曜日

失恋の名言

必ずまたどこかに新しい愛があり、愛する人が待っているはずではないだろうか。

失恋ソングはまさに名言の宝庫、だから、いかなるシチュエーションで聴いても素敵なのだと思います。
けれど、人は必ず誰かを愛してしまい、それが異性であれば恋に発展してしまう。
人は恋をする生き物なのだから、当然上手に失恋も出来るはずではないだろうか。

失恋を取り上げたこの一文は、嘗て、私が失恋した時に、当時担任だった専門学校の先生が下さった手紙の中に書かれていたものです。
少し長いですが、私は失恋に関する素晴らしい名言だと思います。
失恋という言葉を辞書で引くと、恋する思いが相手に通じない事、または、恋する思いが相手に通じなくなる事と出て来る。
昨日、失恋して帰って来たばかりの長女に、20年間大切にしまっておいたこの手紙を見せてやりました。
失恋した時によく音楽を聴いて泣いたり、立ち直ったりする人がいます。
とにかくいっぱい言葉をもらう事は、失恋した人の心にはとても大切な事だと私は思いますね。
即ち、自分の思いを相手に拒絶される事であって、決して恋愛そのものを失う事ではなく、愛を失う事でも愛する人を失う事でもない。
あれはきっと、そのメロディーや歌詞の中に素敵な言葉がメッセージとして沢山詰め込まれているからではないでしょうか。
恐らく、ちゃんとした恋をしていれば、ちゃんとした失恋も出来るはず。
ありふれた言い方ですが、別れは互いに悪いものなんですよね。
この手紙のお陰で、私は立ち直り、新しい出会いを見つけ、新しい家族を作る事が出来ました。
たった一言が人の命を奪う事もあれば、たった一言が人の命を救う事もある訳で、失恋に関する名言は、その一言が誰かを救った時すぐさま生まれます。
私は、ライターという仕事柄、いかなる場合でも、言葉は最高の宝であり、薬であり、武器であると思います。
そう、自分の思いを相手に届ける事さえ諦められれば、そこで終止符も打てるというものです。
それを探す有機のない者は、失恋とともにこの世の全てが終わってしまったかのように、新たな出会いもチャンスも自らの手で捨ててしまう

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