2013年6月29日土曜日

協議離婚と和解

協議離婚で済めばベスト、と思っている方も多いのではないでしょうか。
協議離婚は文字通り協議によって離婚の成立を目指すものなので、多少の煩雑さは伴うかもしれませんが他の方法と比べればかなり優しい部類と言えそうです。
実際に離婚をするとなると離婚の前後にかなりのエネルギーを使うため、その段階である協議離婚がスムーズに済めば少しは気が楽でしょう。
因みに、協議離婚の段階で離婚話がまとまらなかった際には調停離婚や裁判離婚へと変化していきます。

協議離婚が成立しなかった際、そのままでは離婚も出来ないため夫婦のどちらかが申し立てをして別の離婚方法を探っていく事になります。
ある程度進むと裁判所を通じて離婚の話をする事になり、もはや協議離婚とは規模が違っています。
本当の意味で和解離婚が可能性として考えられるところまで進んでしまうと、協議離婚とは比べ物にならないほど大きな労力を要します。
その時、今までの協議離婚とは異なり裁判によって離婚の方針を決めていくのですが和解を勧められることがあります。
協議離婚では解決せず離婚へ向けての裁判が行われている段階でも、和解が成立すればそこで離婚も成立となります。
法律が改正される以前では、協議離婚から裁判離婚へと進んだ場合には裁判の結果でのみ離婚が成立していました。
確かに段階的な事で見てみると協議離婚は最初に通る道なので、ここで結論が出て解決出来れば言うことはなさそうです。
納得できない部分が出るのは当然としても、どう折り合いをつけていくかが協議離婚の成功の鍵を握っていると言えるでしょう。
はじめから協議離婚の余地がないと判断された場合には、早い段階から申し立てをすると良いのかもしれませんね。
ある意味で言えば和解に近い形で離婚の話が纏まっているため、協議離婚で大きな負担やストレスを感じる事はないかもしれません

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