2013年6月25日火曜日

協議離婚と弁護士

協議離婚のメリットは、やはり何と言っても手軽に行える点にあるでしょう。
しかし実際には、財産の扱いや子供がいれば親権から養育費まで協議離婚を終える前に決めておかなければならない事が幾つもあります。
離婚をするために家庭裁判所へ行って、というのは協議離婚よりも次の段階で行われるものです。
文字通り協議した上での離婚となるもので、実は協議離婚が離婚の中で最も多く採られている方法です。
というよりも、それら条件を夫婦間の話し合いによって結論付ける行為を協議離婚といって良いのではないでしょうか。
ここまで行くと離婚にかかる労力はかなりのものとなるので、出来れば協議離婚の段階で解決を目指したいところです。

協議離婚は夫婦間の話し合いによって一つ一つ必要な取り決めをしていくのですが、その過程で少し難しい話に遭遇します。
離婚をするだけなら、夫婦の双方が離婚届に必要事項を記入してハンコを押して役場に届ければ済みます。
協議離婚で解決しない場合、家庭裁判所に舞台を移行して調停離婚がはじまります。
協議離婚の際には条件に応じていても、後々になって守られないというケースが十分に想定されます。
離婚を想定した夫婦の全てがまず考えるものであり、協議離婚で解決できるに越したことはありません。
こうなるともう協議離婚のように夫婦間でのみ解決を目指すことは出来ず、調停委員が間に入る事になります。
ここから更にこじれて裁判離婚に進展、という事もあり得ます。
もちろん離婚しない選択がベストなのかもしれませんが、離婚するにしても協議離婚が精神的な負担を考えてもベストと言えるでしょう。
協議離婚で相談できる弁護士などの情報は、ブログやサイトからもチェックすることができます

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