2018年1月6日土曜日

新婚と別居

もちろんケンカをして感情的になって一時的に別居するという事はあるでしょう。
ただ、この場合には婚姻関係の破綻は考慮されず関係修復を狙った別居となるので考え方が異なります。
どちらか一方に、或いは双方に問題があって別々に暮らすとなると別居扱いされるでしょう。別居というのは主に、結婚している男女間で用いられる特殊な状態を指す言葉です。
そこで注目されるのが、別居によって生じる婚姻関係の破綻という状況です。
要するに、別居をすると大抵の場合は出費が増えるのです。
特別な事由とは、たとえば単身赴任や病気療養などがそれに該当してこれらが別居として扱われることは普通ありません。

別居するに至った経緯は、夫婦によって色々あるのでしょう。
新婚なので、夫婦関係が険悪になったとは考えにくいでしょう。
いざ別居するとなっても基本的な考え方は同居中と同じで、夫婦の生活費は分配されなければなりません。
裏技的な考え方で、離婚をしても慰謝料を安く抑えるために別居して婚姻関係が破綻している事をアピールするのです。
通常、夫婦は特別な事由が存在しない限りは同じ場所に住むことを要求されます。
ただ、子供がいる場合には別居によって少なからず環境が変化することを忘れてはいけません。
短期間ならともかく別居が長期化していくと、就学児童の場合には転校を意識する必要があります。
離婚にまで至らず婚姻関係を修復する事が可能ならば、出来る限り早く別居を終える事が期待されます。
最初から離婚を視野に入れて別居している場合には、早い段階から住民票などの手続きを意識しておくと良いでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿