ですから、我々周囲の大人もその位の年の子にはあれこれ気を使います。
まず親はわが子の男女交際を非常に警戒しますし、学校でもいろいろ教えるようです。
結果、皆さん高校生の、男女交際を巡って親子げんかが勃発する訳ですよ。
多くの親御さんが心配されているのは何気なく始まった男女交際が最終的にこういう結果になる事なのではないでしょうか。
実際問題、生徒の男女交際を我々教師が勝手に否定する事は出来ないからです。
まあもっとも、その多くが男女交際というお堅い言葉ではなく恋や愛などという言葉で関心を高めるようです。
反抗期真っ只中の皆さんが、直接自分の親と男女交際について話し合うのは、ちょっと面倒でしょう。
男女交際に限らず、世の中全ての行為にメリットとデメリットは付き物で、中でも男女交際の場合はその両方が大きいと言えるでしょう。
又、夜遅くまで長電話やメールのやり取りをしていると睡眠不足になったり、翌日遅刻してしまったりもしますし、親に余計なお金や心配をかける男女交際となってしまいます。
世の中には、男女交際が発覚しただけで退学にする学校もあるようですが、それは恋愛の自由に反するでしょう。
この傾向は、現役高校教師である私としては中々良いのではないかと思います。
例えば、好きな子が出来て、その子の事を考えるとぼんやりしてしまい、勉強に身が入らないのは実に困ったものですよね。
ぶっちゃけ、男女交際のトラブルの処理には大抵ある程度のお金と時間がかかりますし、時には命がけになる事もあります。
だから、自分たちがブログやサイトで親心をとっとと察知し、それを逆立てないような男女交際をすれば波風は立たないのではないかと思いますね。
けれど、その多くは男女交際そのものではなく、我が子のハートが掴めなくて悩んでいらっしゃるような感じ。
そこで、私としては世の高校生諸君に、そういうブログやサイトに目を向けていただきたいのです。
ただ学校のばあいですと、男女交際などと遠回しな形ではなく、ストレートに性交渉についての指導をするところも増えているようですね。
けれど、それと同時に、男女交際から皆さんが失うものもいろいろあるのは事実です。
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