2013年1月6日日曜日

扶養家族と別居

ただ、そうではなく婚姻関係の継続を目指した上での別居となると捉え方が少し異なります。別居まできたら離婚は目前、と思われるかもしれませんが事はそう単純な話では済みません。
完全に二人が婚姻関係の破綻を意識していて離婚を見据えているのでれば、別居によってそれが証明される事になります。
同じ別居という状態でも捉えられ方が正反対となるため、常に現在の状態を正しく把握しておく必要があります。
言い換えてみると、特に険悪な状態ではなかったとしても別居状態が長期間も続いてしまえば婚姻関係は破綻していると捉えられてしまうのです。
それまでは同じ環境で暮らしていた者達が、何らかの事情によって離れ離れになれば別居という関係は成立するでしょう。
もちろん条件という部分がポイントになってくるので、全てのケースで別居していても扶養家族に含まれるとは限りません。
結論だけを言ってしまえば、たとえ別居している親だろうと条件さえ満たせば扶養家族として扶養控除を受ける事は可能です。

別居という言葉だけを拾い上げてみれば、それは特異なものに見えるかもしれません。
税金の負担を減らす目的から、親を扶養家族に含めようとする行動が見られます。
そもそも、扶養家族という点に注目しないのであれば親を対象にして別居とは言わないのかもしれませんね。
別居しているのに扶養控除を受けられるかというのは、何とも微妙なラインと言えるのではないでしょうか。
ところで、夫婦間における別居ですが単身赴任のようなケースはもちろん例外的なものとして除外されます。
ブログやサイトを利用すると、別居や扶養家族の問題について詳しくチェックすることが出来ます

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