お金と恋愛ルール

誰かに強いられるようなものではなく、自らが率先して考えていく必要のある恋愛ルールに違いが生じてくるのは寧ろ普通の話です。
恋人だからといって何をしても許される訳ではなく、されたくない事もあるでしょう。
たとえば、恋人が大切なのは誰だって当たり前に思っている事ですが代償に友人を蔑ろにしないというのが一つの恋愛ルールです。

恋愛ルールには、自分のために用意するものがお金関係以外にも幾つかあります。
少し尺度の違う話をしてみると、恋愛の当事者二人に関連した恋愛ルールというものがあります。
ところが実際には様々な要素が複雑に絡み合っており、道を踏み外してしまう事さえあるので恋愛ルールが必要なのです。
恋愛は当事者二人だけの出来事でしかなく、周囲にとっては無関係です。
今まで恋愛ルールというものを意識した事がなかったとしても、何か別の形で自分に課したルールがあるかと思われます。
特に際どいのがお金の問題で、貸し借りに関して恋愛ルールを用意している方も多いのではないでしょうか。
お金の貸し借りが慢性化してくると、単純な恋愛関係だけで終わらなくなる可能性があるため恋愛ルールで先に制限しておくのは良い考えと言えるでしょう。
たとえばお金の貸し借りを恋愛ルールなしに延々続けていくと、恋人という関係から別のものに変わってしまうでしょう。
そうなってから簡単に切り離せるとも限らず、あとは負の連鎖です。

恋愛ルールには色々なカテゴリーがあって、その多くは外に向けて考えられたものでしょう。
恋愛の全てが一直線の分かり易い道ならば、敢えて恋愛ルールなどを用意する必要などありません。